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跡宍2本です。
scene告白(跡×宍)
好きだ。
愛してる。
俺について来い!
うーん、どれだ?
急にじゃ決まらない…!
でも、跡部が樺地連れてないなんて、久しぶりなんだよ。
周りに誰もたむろってないなんて、月に数回あるかどうかだぜ!
一か八かだ!
俺は勢い良く駆け出す。
跡部に、愛の告白をするために!
「おあっ!?」
やべっ、つまづいた!!!
「宍戸!?」
跡部が振り返る。
ぶつかるっ!!
跡部も驚いて眼を丸くしてる。
と、とりあえず、
「俺を受け止めろっ!」
「まかせろ」
跡部はすぐに冷静さを取り戻し、縺れた足で転がり込んだ俺を抱き止めた。
「自分から俺の胸に転がり込んで来るなんて、目出度いヤツだ。もう離さないぜ?」
「…はい?」
何だか分からないけど、告白は成功した?
scene禁断の…(跡×宍)
「けーご!」
耳慣れない幼い呼び声。
俺は後ろを振り返る。そこには猫のようなつり目の、恐らく少年。
肩まで伸びた黒髪に、気の強そうな笑み。年は3、4歳ってとこか?
「けーご!」
とてとてと歩み寄って、俺へと伸ばされる両手。
俺はつられるように近づき、視線を合わせる。
「…宍戸?」
そうだ。幼稚舎で初めて会ったときよりも大分幼いが、間違いない、宍戸だ。
「抱っこ」
「…おいっ」
宍戸はしゃがみ込んだ俺の膝によじ登ると、ぽふ、と胸に頬を寄せて抱っこをせがむ。
背中に回された腕が短くて、上手くしがみ付けないのが可愛らしい。
「…けーご!抱っこ!」
仕舞いには、機嫌を損ねたように癇癪を起こす。
「ああ、分かった。…抱っこだな」
俺は恐る恐る、そのわきの下に両手を入れ、小さな身体を抱き上げる。
そして、抱きしめる。
「けーご、大好き!」
すぐに機嫌を直した宍戸は、そのピンクの唇で「ちゅっ」と俺の頬にキスをした。
…やばい。これは非常にマズイ。
相手は幼児だ。分かっているのに、こう、理性がガラガラと…。
でも、こんなに素直で愛らしい宍戸を目の前に、我慢なんて出来るわけが無い。
にこにこと微笑む柔らかな頬に、そっと頬ずりする。
そして、さり気無さを装って、幼い唇にキスを。
…ああ、俺も変態の仲間入りか?
思わず、苦笑ながらに自問すれば…。
「いや。お前はとっくの昔から、変態だ」
頭上から降ってくるドスの利いた声。
「宍戸!?」
今度こそ聞きなれた宍戸の声。
見上げれば、そこには冷たい視線で見下ろす15歳の宍戸。
「あ?」
辺りを見回しても、幼い宍戸の姿はない。
見慣れた自分の部屋。自分のベッド。
「跡部。お前が変態なのはとっくに知ってるけどな。俺の太股に話しかけるのはどうかと思うぜ?」
「…太股」
俺は、自分が宍戸の太股を強く抱きしめていることに気づく。
じゃあ、何だ。
俺は朝っぱらから、トランクスから伸びる、傷跡すら艶かしいこの宍戸の太股を抱きしめ、あまつさえキスをしたと言うのか。
「それくらいお前に惚れてるって事で、ひとつ…」
「…ラジャー。変態さん」
…俺様としたことが、とんだ醜態を晒してしまった。
■R-18作品、猫化・女体等のパラレルがオープンに並び、CPもかなり節操なく多岐にわたります。表題に「CP」や「R-18」など注意を明記しておりますので、必ずご確認の上18歳未満の方、苦手なCPのある方は避けてお読みください。また、お読みになる際は「自己責任」でお願い致します。気分を害する恐れがあります…!
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