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監禁シリーズ番外編。
クリスマス跡宍。
ごめんなさい!結局女装させなかった…。。
千神、リョ海は拍手でちょろっと書こうかな、と。クリスマスが過ぎ去った頃地味にUPされるかもです。
Merry Christmas(跡×宍)~監禁シリーズ11~
「女装じゃなかったのかよ…?」
「色々あたってはみたんだけどな」
ファミレス会議の後、やけに楽しげに宍戸のドレス探しをしていた跡部だったはずなのに。
「レギュラージャージって…」
朝、シャワーを浴びている間に用意されたのは、氷帝レギュラージャージだった。
それならどんな賑やかなクリスマストーナメントでも開催するのかと思えば、誰もやって来る気配はなく、結局跡部と二人で4時間もテニスをしてしまった。
今日は振替休日で休みだから、どれだけ慣れないパーティに振り回されるのかと半ば怯えていたのだが…。
「何だよ、結局女装させようなんて、あの時の言葉は冗談だったんだな」
用意されたフワフワのタオルで汗を拭いながら、宍戸は隣で同じようにタオルを手にした跡部に微笑む。
天気が良かったから外のコートで思う存分テニスを楽しんだのだが、流石にこの季節は日が暮れるのが早い。跡部にみっちり相手をしてもらって満足な宍戸は、これから室内のコートに移動しようとは言い出さずに、今日は真っ直ぐコート脇に用意されたシャワールームに向かおうとする。
ここで楽しんだ後は、部屋に戻る前にここでシャワーを済ませるのがいつもの流れなのだ。
しかし、歩き始める宍戸の腕を取ると、跡部は何も言わずに屋敷へ戻る道へと入った。
「え…おい、シャワーは?」
「今日はこのまま部屋に戻る」
「なんで?」
いつも真っ先にシャワーを浴びたがるのは、宍戸よりもむしろ跡部の方なのだ。
「…へんなの」
無言で手を引く跡部に、首を傾げながらも宍戸は素直に付いて行った。
「ちょ、跡部!?」
屋敷に戻れば、跡部専用の風呂に行くわけでもなく、部屋備え付けのシャワーを使うでもなく、跡部は宍戸をそのまま部屋の中に突き飛ばした。
目を丸くして見上げる宍戸を、跡部は何も言わずにじっ…と見下ろす。
「跡部…?」
現役の頃のように、上はジャージでも下はハーフパンツのままの宍戸。
突き飛ばされて部屋の絨毯に無防備にしりもちを付き、反動で投げ出されたままの素足の太股を、跡部の瞳は熱く見据える。
「…ん?」
そこまでされると、ようやく宍戸の中に「まさか…」という焦りの色が見え始めた。
「ま、まさか、なぁ?」
「ようやく分かったか?」
ここまで口数の少なかった跡部は、不機嫌にすら見えた表情を一変させニヤリと嗤う。
「勘弁しろって!」
慌てて尻で後ずさる宍戸だが、毛足の長い絨毯に阻まれて上手く行かない。
「本当はコートか部室かって言いたい所だが、この寒空だし、引退した身分で部室は占領できねえしな」
「そんな気遣いできるならよ!こんなのよそうぜ!」
「これでも妥協してんだよ。あきらめろ」
「ふざけんなって!」
「ドレスも良いけどな。やっぱりお前はその姿が一番だぜ」
「馬鹿言え!俺が嫌がったから、無理にヤリたいだけだろーが!」
「…そうとも言う」
「!!」
そう、先日のこと。
いつものように軽い打ち合いがそれだけではすまなくなって、二人してコートにひっくり返ったところで、急に跡部がサカッたことがあったのだ。
汗だくになって大の字にひっくり返り、額から流れ落ちる汗を隣で寝転びながら見るでもなく眺めていた跡部が、急に宍戸に覆いかぶさった。
「何?急に!」
「美味そう」
驚いて身を起こす宍戸を逃がさぬよう体重をかけながら、跡部はぺろり、と宍戸の頬を舐め上げた。そして流れ落ちる汗を味わうようにして舌で追った。
「馬鹿が!汚いだろーが!」
顔を真っ赤にして、宍戸は勢いよく立ち上がる。
そして、足音も荒くシャワールームに向かった宍戸を、跡部は舌打ちをして見送ったのだ。
「すげぇ。やっぱりエロいなお前」
「っも、口、開くな、てめーは!」
羽交い絞めにした宍戸のジャージをつかみTシャツごとたくし上げた跡部は、露わになった腹筋にゆっくりと舌を這わす。綺麗に覆われた腹筋がぴくんと跳ねた。
「逃げねえから!シャワーだけ浴びさせろって!」
「それじゃあ意味が無い」
「くっそ!」
宍戸はふて腐れたように目を瞑って天井を仰いだ。
「このサドがっ!」
「…ふん。何とでも言え」
最初、無理やりに犯された時は当然のんびりシャワーを浴びている状態では無かったし、その後半軟禁状態で過ごした時も、強引に抱かれたことは何度もあった。
けれど、想いが通じ合ってからこんな風に組み敷かれる事はあまりない。しかも、汗を流す間もなくっていうのが妙に…。
「今更だろーが。何がそんなに嫌なんだ?」
「別に、嫌とかそんなんじゃねーけど」
「けど?何だ」
「…恥ずかしいんだって」
そう言って頬を染め、横を向いてしまった宍戸に、跡部は満足そうに微笑んだ。
「その顔がたまらなくイイんだよ」
そして跡部は、上がり切らないジャージの裾から頭を突っ込むと、もう小さく起ちあがりはじめたピンクの尖りに吸い付いた。
「…アアっ!」
背を撓らせ、甘い悲鳴を零す宍戸。
跡部は隙をついてその背に腕を滑り込ませ、きつく抱きしめる。
緩やかな弧を描いて反り返った身体は、むしゃぶりつくには好都合だ。
跡部は熟れた果物に齧り付くように、その乳首を啜り上げた。
「ハ、ぁっ!」
益々反り返った身体はぴくぴくと細かく痙攣し、宍戸の中心は誤魔化しようが無いくらい熱く主張し始める。
それを感じて跡部が小さく笑ったのを、宍戸は見逃さなかった。
自分のジャージの中でもぞもぞと動く跡部の頭を、宍戸はギュッと抱きしめる。少々キツめの拘束に、跡部が小さく呻き声を上げた。
ちょっと焦ったように抜け出そうとする跡部が可愛くて、宍戸はなんだか「もう、いいか」って気分になる。跡部を調子づかせたくないから口にはしないが、本当は少し強引なくらいが熱くなるのだ。激しく脈打つ鼓動は嘘を吐けない。
「なあ、跡部。これがお前へのクリスマスプレゼントでいいのか?」
もうすっかり上ずった声で尋ねれば、跡部はようやくジャージから顔を出し、乱れた髪をかき上げながら艶然と微笑んだ。
「これ以上のプレゼントはねえよ」
「なら、良かった」
満足げな跡部の表情見れば、何だか宍戸まで嬉しくなってしまう。
「もちろんお前にも…」
跡部は宍戸の頬に唇を寄せる。
「最高に甘い夜をプレゼントするぜ?今夜は寝れると思うなよ?」
「…ん、」
貪るような口付けに、宍戸はあえかに声を漏らす。
そして。
「Merry Christmas…」
止めのハスキーな囁きは、宍戸の身体を淫らに震わせた。
■R-18作品、猫化・女体等のパラレルがオープンに並び、CPもかなり節操なく多岐にわたります。表題に「CP」や「R-18」など注意を明記しておりますので、必ずご確認の上18歳未満の方、苦手なCPのある方は避けてお読みください。また、お読みになる際は「自己責任」でお願い致します。気分を害する恐れがあります…!
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