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ジロ宍ってより、ジロー+宍戸に限りなく近い…。
ほのぼのです。
追いかけっこ (ジロ×宍)
鮮やかな新芽、抜けるように晴れ渡る青。薫風そよぐゴールデンウィーク。
氷帝学園中等部テニスコートには賑やかな声が響き渡る。
「…何やの、これ?」
「…聞きたい?」
練習開始ギリギリの時間で現れた忍足は、想像していた跡部の怒鳴り声の代わりに、何とも理解しかねる状況を目の当たりする。
立ったまま腕や肩のストレッチをしていた岳人は、忍足の質問に渋い表情で答え返した。
「ジローっ!これ履けってば!」
猛ダッシュで逃げるジローを、宍戸はユニフォームのハーフパンツを振り回して追いかける。
「いーや!せっかく亮ちゃんがくれたパンツだもん♪」
いつもの眠たそうな表情からは思いもよらないスピードで、宍戸をかわすジロー。
練習試合に限らず、公式試合にだって下着姿で登場してしまうジローが、今日も今日とて下着姿なのは他の誰も気にするところではないのに、何故だか宍戸は今日に限って必死に追いかける。顔を真っ赤にして。
そんなジローの下着を見て、忍足は意外そうな声を上げる。
「あのカラーリングってポールスミスやないか?」
カラフルな縦縞が、いつもジローが履いているものとは一風変わっている。
「そ。宍戸が誕生日プレゼントでくれたってのを早速履いたんだよ、ジローのやつ」
「カッコええやん。喜んでもらえたなら宍戸もあないに怒ること無いやろ?しかも何で跡部まで…」
そう。ジローを追いかける宍戸の後を、そろそろ部活を開始させるべきである跡部までが追いかけているのだ。
忍足が首を傾げれば、岳人は大きくため息をついた。
「…見てれば分かるって」
「ジロー!ハーフパンツ履けって!」
「やだー!亮ちゃんがくれたパンツ見せびらかすのっ!」
「てめぇ!宍戸!どーゆーつもりで下着なんてプレゼントしたんだ!?」
「深い意味なんてねーよ!」
「亮ちゃんがこれを脱がせて『俺を抱いてv』って言うために決まってるだろ♪跡部ってば鈍いC~!」
「なーにー!?」
「ち、違うっ!まだ、そんな所までっ!あ…」
「何!?そんな所まで行ってなきゃ、どこまでは行ったんだ!?」
「チューはしたよね、亮ちゃんv」
「わー!!ジロー、余計な事言うな!」
「何だって!?ジロー、宍戸に何しやがる!俺が許さねーぞ!」
「跡部に許してもらう必要ないC~」
「…なるほど」
「分かったろ?この調子じゃ、練習始まるのなんて当分先だぜ?」
先に身体解しておこうぜ、と岳人が呆れたように腰をおろすのに倣いながらも、忍足は関心したように3人から目を離さない。
「どうした?侑士」
「いや。すごいなぁ思うて」
「何が?」
「だって、ジローのヤツあの宍戸から逃げ切ってるで?俊足を誇る宍戸から」
「ああ、言われりゃそうだな」
「テニスん時、これくらい本気出せばええのに…」
「…全くだ」
呆れたような視線の中、3人の追いかけっこはまだまだ続く。
先日拍手にてリクエスト頂いたジロ宍+跡部でした。賑やかな彼らの日常を妄想するのがとても楽しい♪
■R-18作品、猫化・女体等のパラレルがオープンに並び、CPもかなり節操なく多岐にわたります。表題に「CP」や「R-18」など注意を明記しておりますので、必ずご確認の上18歳未満の方、苦手なCPのある方は避けてお読みください。また、お読みになる際は「自己責任」でお願い致します。気分を害する恐れがあります…!
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