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幸過ぎて怖い…。そんな神尾です。
前夜 (跡×神)
「ねえ、跡部?」
隣で寝転ぶ跡部に声を掛ける。ついさっきまで激しく抱かれていたベッドはシーツがぐちゃぐちゃて少し湿っている。
「どうした…?」
俺を撫でてくれるその手は、外で見る跡部からは想像できないくらい甘く優しい。
「どうしたんだ、神尾?」
「…うん」
別に名前を呼んだのなんて意味は無かったから、俺はごまかす様に裸の胸に擦り寄る。
「どうした、この甘えん坊が…」
「べつにー。くっつきたかっただけー」
跡部の胸はまだ汗に濡れていて暖かい。手のひらでゆっくりと撫でながら、ちょうど目の前にある小さな尖りにそっと舌をのばした。
「くくっ…。くすぐってーよ」
「跡部ってココ気持ちよくないの?」
「さーな。企業秘密だ」
「何それ…」
秘密だなんて感じ悪いよな。ちょっとムカついてそこに吸い付いてやった。
「バーカ。俺は舐められるより舐める方が好きなんだよ」
「ふーん」
気の無い俺の返事に苦笑いすると、今度は跡部が俺の胸を弄ぶ。
「さっき散々ヤッたのに、もう硬くなってきたぜ。…こっちも」
乳首をいじりながら、同時に脚を俺の下腹部に押し当ててくる。
「…だって気持ちイイもん」
「何だ、珍しいな?いつもは何度もヤられるの嫌がるのに…」
「今日は嫌じゃないのー」
そう言ったら、跡部の瞳が甘く細められる。
「じゃー遠慮はしねーぜ?」
「…いつもしないくせに」
覆いかぶさってくる跡部の影になると、何だか凄く安心する。背中に腕を回すと初めての時よりも確実に逞しくなった胸板にいつもドキドキする。
俺の首筋を舐め上げる舌に、収まっていた熱はあっという間によみがえった。
「…大好きだよ、跡部」
「…まったくどうしたんだ今日は?」
滅多に口にしない言葉だから、跡部は不思議そうだ。
「大好きだから大好きなのー。跡部は?」
今度は俺が跡部の耳たぶを舐め上げながら聞く。
「好きに決まってるだろ…」
「ちゃんと俺の名前も言って」
「…神尾が好きだ」
「合格」
「…何だそりゃ」
クツクツ…と笑いながらも嬉しそうな跡部の表情。
ねェ、こんな幸せなことっていつまで続いてくれるのかな?あんまり幸せすぎると、もう不幸しか待っていない気がして凄く怖くなるんだ。
心地よい跡部の体温を離したくなくて、ぎゅっと抱きついた。
「…そんなに不安がらなくても、俺は俺だ」
「…跡部?」
急に真剣な声を出す跡部。
「明日だって来月だって来年だって、ずっと。俺はお前が好きだ」
「…うん」
跡部はいつもと違う俺の理由に気づいてたみたい。
明日は跡部の卒業式。
もう、同じ中学生じゃなくなる。
たった、それだけなのにね…。
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