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注意!
・女体です。岳人が女の子ですのでご注意を。
・R‐18です。最後までイタしてはいないのですが、忍足が少し、やりすぎなもんで…。
(最近こんなんばっかだ★)
・テキスト内の曜日設定は適当です
去年のクリスマスは跡宍だったんで、今年は忍岳でお送りいたします~。
クリスマス時季に、部屋にこもってこんなの書いてる自分に乾杯!(泣)
初めてのクリスマス(忍×岳)
~女体シリーズ15~
「侑士!来たぜ」
「がっくん」
扉を開け、忍足は岳人を迎え入れる。
「ほら!」
「おお、ケーキ。随分大きいの買うたんやな?」
「へへ、だって明日も一緒に食べられるし」
「そうやな」
忍足は眼鏡の奥の瞳を細めて微笑んだ。
今日は世に言うクリスマスイブだ。
しかも今年はイブが金曜日だから、恋人同士には嬉しい年なのだ。
「本当に平気やったんか?」
ケーキの箱を受け取りながら、忍足は心配そうに尋ねる。
「平気平気。宍戸と滝の家に泊まるって言ってきたし」
「がっくん。無理せんでも、クリスマスは毎年来るんやで?そないな嘘ついて…」
「大丈夫だって!ってか、母さんはたぶん気づいてるよ」
「えっ、平気なんか?」
普通、中学生が彼の家に泊まるなんて許すはずもない。ましてや忍足は一人暮らしなのだ。
「平気。笑ってたもん。おませさんだねェって言われた」
「そ、そうなん?」
「ああ」
知った上で送り出されて来るとは、寧ろ試されているようで忍足は身構えてしまう。
「まあ、岳人を傷つけることなんて絶対せえへんし。いつも以上に可愛がるだけやからな?」
「は、恥ずっ!」
忍足の蕩けるような笑顔に、岳人は真っ赤に頬を染めた。
「だって、本当の事やし」
そう言って、忍足は岳人の頬にキスをする。
「ごちそうさまでした!」
岳人は丁寧に手を合わせる。
「はい、お粗末さんでした」
綺麗に完食した岳人に、忍足は嬉しそうに答えた。
「侑士ごめんな?何から何まで…」
「え?飯の事?それは好きでやっとる事やし、気にせんといて。美味しそうに食べて貰えれば俺は嬉しいんや」
慣れた手つきで食器を重ねる忍足に、岳人はほう…とため息をつく。
「侑士って最高の彼氏だよな」
「お?いっつも貶すばっかやのに、明日は雪でも降るんやないか?」
「バカ言ってろ」
鼻歌交じりに食器を下げる忍足の背中を、岳人は熱い眼差しで見つめる。
今年の春先はまだ恋人にはなっていなかった。それどころか、自分にばかり意地悪を言う忍足を、嫌な奴だと敬遠していた位なのに。
「…こんな、いつのまにか好きになっちゃって」
不思議だった。
どうして、あんなに温かい瞳に気づくことが出来なかったのだろうかと。
小学生のような気の引き方に、どうして気づいてあげられなかったのかと。
「がっくん、残り持って来てー」
「あ、ああ。すぐ行く」
岳人は慌てて首を振り、火照った頬を冷ます。
そして、残りの食器を持って立ち上がった。
「あんなに食って、もうケーキいけるんか?」
忍足はそう言って驚く。
「ああ。良く言うだろ?」
「…別腹?」
「そうそう!」
「でも確かに、このケーキは美味しそうやな?」
片付けられたテーブルの中心に置かれたのは、真っ白なワンホールのケーキ。
飾られているのは、定番の苺では無くブルーベリーだ。端の方に葡萄を描くように飾られ、その蔓を模してデコレーションされた生クリームが綺麗だ。
「ここのケーキ屋有名でさ。実は予約しといたんだよね。そうしないと買えないんだ」
「そうなん?じゃあ、高かったんやないの?」
中学生のお小遣いで、ワンホールのケーキは結構な出費だ。しかも有名店となれば1か月分のお小遣いくらいは飛んでしまうかもしれない。
「んー、まあね。ちょっとは節約して貯めておいたし。俺達、すぐ買い食いとかしちゃうだろ?これを機にダイエットしようって、宍戸と滝も協力してくれたんだ」
「そうやったんか…。何や、無理させてもうたな?」
そう言って眉を下げる忍足に、岳人は豪快に笑って返した。
「何言ってるんだよ!夕飯とケーキをそれぞれプレゼントにしようって言ったの侑士だろ?そうなったら、その辺のつまらないケーキなんて買えないさ。ちゃんと侑士も食べられるようにって、甘さ控えめに頼んだんだから」
「ありがとな」
忍足は優しく岳人の肩を引き寄せる。
促されるまま、岳人は忍足の隣にぴたりとついて座る。
けれど我に返れば、四角いテーブルなのに向かい合わないで隣に座るということが、何だか特別に感じてしまう。
「あ、そうそう!ロウソクもらったんだ。点けようぜ!」
岳人は急に大きな声をあげた。
「そうやな」
忍足は、苦笑してその肩から手を下ろす。
嫌がっている訳ではないのに、極度に照れるのは相変わらずだ。岳人は付き合い始めてからも、なかなか通りで手を繋ぐのを許してくれなかった。
そこが可愛いのだけど…とは、あえて口にしない。恥ずかしさが限界を超えると、怒りに達するのが岳人の難しい所だ。
「えっと、ライターかマッチあったかなァ?」
「そっか、火つけること忘れてた。何も持って来てないや」
忍足は立ち上がると、棚を物色する。けれど、煙草も吸えない年齢となれば、そうそう丁度いい物もない。
「そうや、台所のコンロでつけて来るから1本くれるか?」
「あ、そっか。その手があったか」
岳人がロウソクを手渡すと、忍足はにっこりと笑う。
「ちょお、待っとってな?」
「ほい、お待たせ」
「何だよ、侑士。随分時間かかったな」
「あ?ああ。なかなか点かなくてな」
「あれ?湿気ってたかな?」
「平気平気!ほな、全部に点けるで?」
忍足は、ケーキの上にロウを垂らさないように、器用に他のロウソクに火を移して行く。
「はい、でけた。電気消すで?」
「ああ」
パチンと音を立てて電気が消される。
電気もテレビも消された部屋で、ロウソクの灯りが小さく揺らめく。
5つの光で、ケーキのデコレーションが濃い陰影を作った。まるで真っ白な彫刻を見ているかの様だ。
「…綺麗」
うっとりと見つめる岳人に、忍足は小さく笑う。
「がっくん、ちょおこっち寄って」
「…侑士?」
「ええから」
少し緊張したような岳人を強引に引き寄せると、忍足は自分の背中を探る様に手を隠した。
「侑士?」
「がっくん、あのな。これ」
そして忍足は、岳人の前に小さな包みを差し出す。
「…え?」
小さな長方形の包。綺麗にラッピングされたそれを、忍足は岳人の手にのせる。
「クリスマスプレゼントや」
「え?だって…」
今日はお互い、料理とケーキを用意し合って、それがプレゼントだねと話したはずなのに。
「貰ってくれへん?」
「…俺、何も用意してないよ?」
「そうやろな。そう約束したし」
「え、じゃあ何で?」
岳人が不思議そうに尋ねると、忍足は呆然とする岳人からプレゼントを取り上げて、自分でそのラッピングを解いてしまう。
細いリボンを解き、赤と金の綺麗な包装紙を剥いだら、それは見たことのある箱だった。
「…香水?」
「そう、香水。色々試したんやけど、がっくんにはこの香りがエエなって」
そう言って忍足は岳人の手元に一吹きする。
「あ、良い香り」
「そうやろ?俺、女物の甘ったるい香水は苦手なんや。でも、こういう柑橘系の爽やかなんは大好きでな。好み押し付けるみたいで悪いんやけど」
「え?全然。俺も好き。こういう香り」
「それなら良かったわ」
「え、でも。俺何もあげられる物無いのに…」
申し訳なさそうに瞳を伏せる岳人。忍足は俯くその顎に手を掛け上向かせる。
「じゃあ俺が、今ここで欲しいもの強請ってもええか?」
「え?だから、何も持ってない…」
「エエから。じゃあまず、ロウソクの火を消す!」
「あ?ああ」
岳人は素直に、ロウソクの火を吹き消した。
部屋は真っ暗になり、香水の香りとロウソクの独特な残り香だけが感じられた。
「…そういう素直さが、時々心配になるんやけど。俺以外の人の言うこと、こんな素直に聞いたらあかんよ?」
「何で?」
「…こうなるから」
忍足は急に声を潜め、勢いよく岳人を押し倒した。
「侑士!?」
厚手のラグの上だが、打ちつけられた後頭部がゴチンと鳴る。
「わ、ごめんがっくん!真っ暗やから加減が分からんかったわ」
「侑士!」
「わわ…」
声を荒らげて岳人が拳を握るのを察知すると、忍足はそれを素早く自分の手のひらで包んでしまう。
「こら、放せよ!」
「俺の欲しいプレゼントは、お前や」
「…侑士?」
「プレゼントくれるやろ?クリスマスイブに、俺の選んだ香水を身につけた岳人を、抱きたい」
「ゆ、し…」
組み敷かれた手足の先まで熱が行き渡ったかのように、岳人の体が一気に火照る。
「嫌、は無しやで?」
「わ、分かったよ。…プレゼント、だしな」
岳人はそう言って強張った体の力を抜く。真っ暗だから意味が無いのに、思わず目を瞑ってしまう。
忍足の髪が頬を撫で、その熱い唇が岳人の耳朶を含んだ。
「メリークリスマス。愛しとるよ、岳人」
「…あっ、俺、も」
弾む息を抑えて、岳人は忍足の背に手を回した。
暗いながらも、目が慣れればそれなりに見えてくるものだ。ましてや自分の部屋だから、忍足は気付かれないように少しずつ、岳人の体を移動した。
「ゆう、し…」
長い口づけに岳人の瞳は潤み、甘えた鼻声が可愛らしい。
そして、その体はカーテンの隙間から射す月明かりに蒼く照らされる。
「岳人、綺麗や」
「ゆうし?」
馬乗りになって見下ろす忍足に首を傾げるが、その頭は随分前に考える事を放棄してしまったようだ。ただ、本能のまま忍足の腕に縋る。
「岳人、エエ子や…」
忍足は岳人のセーターの裾に手を掛け、するすると上げていく。バンザイをするように両手を上げさせても、岳人は文句を言わない。ただ愚図る様に横を向いた。
「ダメ。ちゃんとこっち見とき」
「あン、侑士…」
するりと袖を抜いてしまうと、岳人はブラだけ残してその素肌を晒した。
「何や、ちゃんと考えてくれてたんやな?」
「…バカァ」
言葉の意味が分かったらしく、岳人は力無く忍足の胸を叩く。
その下着は、いつも以上に女性らしく、忍足が初めて目にするものだ。
「せっかくの勝負下着、すぐ脱いだら勿体ないし…」
忍足は、下着のホックをはずさないまま肩ひもだけを落とし、強引にカップを引き下げた。
「やっ!」
反射的に隠そうとする岳人の手を弾き、忍足はじっくりとその姿を楽しむ。
青白く照らされた身体。わずかな胸の谷間が濃い陰影を描く。
「えらい、悪いことしとる気になるな…」
そう呟きながらも、忍足は岳人の胸に顔を埋める。
「ああっ!侑士っ」
震える乳首も白く照らされる。
「んっ!」
強く吸われて、岳人の体が跳ねた。
ぴちゃ、と音を立て、何度も何度も忍足は吸い上げる。
「あ、ン、…ダメ」
「何が?気持ち良さそうやけど?」
「そん、な。…ああ!」
舌先で擽られて、ねっとりと舐め上げられ。そして犬歯を当てられる。
「そん、な、しないで、エっ!」
尚も、激しく音を立てる。
今度はもう片方の尖りに移り、同じように悪戯をする。
そして、忍足の両手は胸を両脇から押し上げるように揉み、谷間が深くなった。
「ああ、がっくん。乳首が濡れて光ってる。嫌らしいなぁ」
「言うな、バカっ!」
「…ダメやなぁ。プレゼントがそないな乱暴な口利いて。お仕置きするで?」
「…な!?」
忍足は激しく乳房を揉みたてる。
「やっ、やアっ!」
前後に、左右に。ぐにっ、ぐにっと。
「ハあっ、んン…っ」
時には、ツンと天を仰ぐ先端を抓り上げる。
「痛ァっ!」
「…っ」
甲高い涙声に、忍足は息を呑む。見下ろせば、放っておいた自分の股間が、見過ごせない位に固く姿を主張している。
「エエ声や、岳人」
握った跡が赤くなるほど、忍足は未熟な胸を飽きずに揉み続ける。
「あ、んふっ、や…」
「…っく」
「ひィ、あ、…くンっ」
「岳人…」
「ゆ、しィ…、い、たっ、痛いのォ」
忍足の執着に体を揺すられ、岳人は幼子のように涙を啜るだけだ。いつもの勝ち気な口調は姿を潜め、熱に溺れた時にだけ見せる甘い口調で許しを請う。
「…やば」
忍足は顔を顰めると、その両手を離した。
「ゆうしィ…」
岳人の体はくったりと力を抜いた。
「悪い岳人、許してな」
忍足は、手早く自分のパンツのベルト緩める。
そして、完全に勃ち上がった自分のモノを掴み出した。
「これ、やってみたかったんや」
そして、赤黒く、天を衝くかの如くいきり立ったその先端を、岳人の乳房に押しあてた。
「侑士…?」
「なあ、岳人。今日は俺のプレゼントなんやから言うこと聞いてな?」
「な!?」
忍足は、岳人の掌を乳房を包むようにあてがわせる。
「パイズリっての?それ紛いなんやけど」
「やっ!」
「あ~、嫌は無しやて、さっき言うたやろ?」
「そんなっ」
「ほな、行くで?」
忍足は、緩やかに腰を出す。
「…んっ」
寄せられたその乳房を、下から押し上げる。
グニっと変形する乳房に、忍足は小さく笑った。
岳人は、僅かな怯えを見せて顔を逸らしている。
「…わァ、これ視界的にクルな」
いつもは、嫌そうな顔をされれば少なからず傷つくのだが、今日ばかりはその興奮を煽るだけだった。
「…っ」
緊張して息を詰める岳人に、忍足は優しく囁く。
「岳人、少しの我慢やで?」
そして、それからは己の欲望のまま、その腰を使った。
「…ャ」
先ほど抓られて赤味の残った乳首に、勃起の先端を押しあてる。小さな豆ほどの尖りが、先端の割れ目に食い込むようにして忍足を愉しませる。
「…ああ、エエわ。ちょうど当たって。もう少し角度付けてもええかな?」
忍足は、その先端をより垂直に当て、乳房を押しつぶす。
「ひ、」
「あァ…、柔らかいのに、先っぽだけ固くて、岳人、このままイってええか?」
「え…?」
答に詰まる岳人を置き去りに、忍足はより激しく腰を動かし始めた。
上から突くように押し付けたと思えば、膨らみを持ち上げるように下から突き上げる。その狭間で竿を擦ってみたかと思えば、嘲笑うかのように、先走りを滲ませた先で岳人の顎を撫でる。
「あ、ァ…」
忍足の興奮は熱気となって岳人にも伝わる。
見上げれば、忍足は恍惚とした顔で岳人の胸を弄っている。
「ゆ、し…、イイの?」
「ああ、エエよ」
左の乳房に割れ目を押し付け、腰をグラインドさせる。
少しずつ溢れていた先走りが、岳人の胸のあちこちを濡らし、月の光に白く光っている。
「侑士、イって?俺に、掛けても、いいよ」
「…岳人!?」
思わぬ誘いに、忍足はぶるりと身体を震わせた。
「…ホンマか?」
「…ん」
「岳人っ」
忍足は、改めて、腰を打ち始める。
そして、忍足の熱が弾ける直前、岳人は急に昂りに手を添え自分の唇へと導いた。
「岳人っ」
小さな口が含もうとした、その瞬間。
「…イクっ」
「ァっ!」
白濁が弾け出す。
「が、くとっ」
びちゃっ、びちゃ…。
忍足は、その奔流を岳人の口へ、頬へ、瞼へ。顔中へ振り撒く。
「んンっ!」
岳人は固く目を閉じながらも、逃げること無くその全てを受け止める。
「ああァ…」
忍足は感嘆の吐息を漏らし、岳人の顔を跨いだまま、最後の一滴まで扱き出した。
「最高や、岳人」
「侑士…」
「次はお前の番や。最高に気持ようしたるからな?」
「あ、ん…」
結局クリスマスケーキを食べられたのは、25日の陽が沈んだ後だった。
■R-18作品、猫化・女体等のパラレルがオープンに並び、CPもかなり節操なく多岐にわたります。表題に「CP」や「R-18」など注意を明記しておりますので、必ずご確認の上18歳未満の方、苦手なCPのある方は避けてお読みください。また、お読みになる際は「自己責任」でお願い致します。気分を害する恐れがあります…!
これらに関する苦情の拍手コメントはスルーさせて頂きますのでご了承ください。
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